【種からシリーズ】ミニトマト(アイコ)の育苗

種からシリーズ

【種から】ミニトマト「アイコ」と「イエローアイコ」

ミニトマトも今年は種からやってみます

今回はミニトマト「アイコ」と「イエローアイコ」
キッチンペーパー芽だしから、すくすく育つポット苗まで
春の光が少しずつ強さを増してくる頃、今年は苗の購入ではなくミニトマトの種まきを実施します。選んだのは、赤い「アイコ」と黄色の「イエローアイコ」。どちらも果肉がしっかりしていて裂果しにくく、家庭菜園でも人気の品種です。色違いの2つを並べて育てると、収穫かごが一気に華やかになるのが楽しみのひとつ。

キッチンペーパー芽出し

今回も、発芽率を高めるために“キッチンペーパー芽だし”からスタートしました。小さな種を湿らせたペーパーの上に並べ、密閉容器に入れてあたたかい場所へ。毎日そっとのぞくたびに、種の表面がふっくらと膨らみ、やがて白い根がちょこんと顔を出す瞬間は、何度見ても胸が高鳴ります。芽が動き出すタイミングは品種や種の状態によって少しずつ違いますが、アイコもイエローアイコも素直に応えてくれました。また、シシトウも芽出しチャレンジです。

根が5ミリほど伸びたところで、育苗用の土を入れた小さなポットへ“ポット上げ”。芽だしを経ているので、土に植えたあとも動きが早く、数日で双葉がしっかりと開きました。双葉の厚みや色つやを見ると、その後の生育の強さがなんとなく分かるもの。今回の苗はどれも健康的で、育苗棚の中でまっすぐ光を受け止めています。

徒長防止には日の光が重要

育苗中に気をつけているのは、徒長させないこと。日中はできるだけ明るい場所に置き、夜間は冷えすぎないように管理します。水やりは控えめに、表面が乾いたら霧吹きで湿らせる程度。過湿は根を弱らせるので、少し乾かし気味のほうが丈夫な苗になります。葉が増えてきたら、週に一度だけ薄めた液肥を与え、ゆっくりと根を張らせていきます。

赤と黄色のアイコは、生育のクセが微妙に違うことがあります。赤いアイコはやや勢いが強く、茎が太くなりやすい印象。イエローアイコは葉がやわらかく、少し繊細に見えることもありますが、根がしっかり張ればぐんと伸びていきます。色違いの苗を並べて育てていると、個性の違いが見えてくるのも面白いところ。

これから本葉が増え、茎がしっかりしてくると、いよいよ定植に向けた準備が始まります。北海道ではまだ夜の冷え込みが残るため、植え付けはもう少し先。焦らず、苗のペースに合わせて育てていくのが一番の近道です。苗が「そろそろ外に出たい」と言うように、葉の色が濃く、茎が太く、根鉢がほどよく回ってきたら、いよいよ畑へ。

赤と黄色のアイコが、夏の食卓を彩る日を思い浮かべながら、今日も育苗棚の前で小さな変化を見つけています。種から育てると、苗の一つひとつに物語が宿り、収穫の喜びもひときわ大きくなるもの。これからの成長も、また記事にしていきたいと思います。

  • 種まき 4月18日
  • セルトレイ育苗 4月22日
  • ポット上げ 5月5日

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