2026年は種芋が例年以上に手に入りにくい年に
2026年の春は、じゃがいもの種芋が例年になく品薄となりました。背景には、2025年夏に北海道を襲った猛暑と干ばつがあります。高温と水不足によって芋が十分に肥大せず、小玉化が進んだことで、種芋として検査を通る量が大幅に減少しました。特にアンデス系や人気品種は早い段階で完売し、ホームセンターでも棚がスカスカの状態が続きました。
私自身も、例年なら複数の品種からじっくり選ぶところですが、今年は選択肢がかなり限られた状態での購入となりました。それでも、最終的に「ノーザンルビー」「とうや」「グランドペチカ」という個性豊かな3品種を確保できたので、それぞれの魅力を紹介しつつ、今年の状況を記録としてまとめておきます。
ノーザンルビー:鮮やかな色が魅力の個性派
まず一つ目は「ノーザンルビー」。この品種の最大の特徴は、なんといってもピンク色の果肉です。加熱しても色が残るため、ポテトサラダやスープにすると見た目がとても華やかになります。収量はやや控えめですが、しっとりとした食感と独特の色味は代わりのきかない魅力です。
今年は色物品種が特に品薄で、アンデスレッドなどはほぼ入手不可能な状況でした。その中でノーザンルビーが確保できたのは幸運でした。
とうや:安定感抜群の万能品種
二つ目は「とうや」。北海道でも人気の高い品種で、煮崩れしにくく、どんな料理にも使いやすい万能型です。家庭菜園でも育てやすく、収量も安定しているため、初心者にもおすすめのじゃがいもです。
今年のように品種が限られる年でも、とうやは比較的入手しやすい部類でした。とはいえ、例年よりは在庫が少なく、店頭で見つけた時にすぐ購入したほどです。料理の幅が広がるので、確保できて安心した品種のひとつです。
グランドペチカ:甘みとホクホク感が魅力
三つ目は「グランドペチカ」。紫の皮に黄色い果肉というコントラストが美しく、甘みが強くホクホク感が際立つのが特徴です。じゃがバターや蒸し料理にすると、その甘さがしっかり感じられます。
人気品種のため、今年は見つけた瞬間に迷わずカゴへ。色味も味も個性的で、育てる楽しみが大きい品種です。
種芋不足はいつまで続くのか
2026年の種芋不足は、すぐに解消される見通しではありません。次期作が収穫されるのは秋以降で、供給が安定するのもそのタイミングとされています。つまり、2026年春の段階では品薄が続くのは避けられない状況です。
来年以降も、天候次第では同じような品薄が起こる可能性があります。特に人気品種の購入は難しいかもしれませんね。
今年は3品種で栽培を楽しむ
選択肢が限られた今年ですが、結果的に個性の異なる3品種を揃えることができ、育てる楽しみがむしろ広がりました。色味の美しいノーザンルビー、万能型のとうや、甘みの強いグランドペチカ。それぞれの成長を記録しながら、収穫の違いを楽しみたいと思います。
今年の種芋不足は大変でしたが、こうした年だからこそ新しい品種に出会える機会にもなりました。秋の収穫が今から楽しみです。


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